医療法人社団杉原会 西福山病院

診療時間(日曜日・祝日休診)
受付時間 08:30~ 午前 09:00-12:30(土曜/09:00-13:00) 午後 14:00-18:00(18:00-19:00 夜診)
[急患はいつでも診察します]
tel084-933-2110
アクセス JR松永駅北口徒歩1分

腹腔鏡手術

当院では傷の小さな腹腔鏡手術を得意としています!

当院は日本外科学会認定関連施設です。

緊急手術にも対応しています。急な腹痛はすぐに受診を!

腹腔鏡手術担当医師

院長:大崎俊英(前福山医療センター外科部長)

専門

外科、消化器外科、消化器疾患全般

資格

  • 医学博士                
  • 外科専門医・指導医
  • 消化器外科専門医・指導医
  • 消化器病学会認定医

外科医長:杉原正大(まさひろ)

専門

内視鏡外科(腹腔鏡を使用した手術)

資格

  • 医学博士
  • 外科専門医
  • 消化器外科専門医・指導医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • がん治療認定医

腹腔鏡とは

『腹腔鏡手術』とは、お腹に5mm~10mmほどの小さな孔を数箇所開けて、モニターを見ながら手術を行う方法です。従来はお腹を大きく開ける『開腹手術』を行っていましたが、腹腔鏡は傷が小さく、美容的に優れているのはもちろんのこと、術後の回復が早く体に優しい手術方法です。

腹腔鏡下胆のう摘出術は約20年以上前に始まり、現在では完全にスタンダードな治療となりました。腹腔鏡での胃や大腸の切除は10数年前から徐々に始まり、ここ数年で飛躍的に手術件数が伸びました。技術と道具の進歩もあり、より高度な手術が可能となっています。当院では早期胃がん、大腸がん、胆石胆のう炎、虫垂炎(いわゆる盲腸)はもちろんのこと、鼠径ヘルニア(脱腸)や緊急手術(胃潰瘍穿孔による腹膜炎など)にも腹腔鏡で対応しております。
当院では、大学病院などで使用される高性能フレキシブルカメラを使用しており、より鮮明な画像で手術を行っております。

高性能フレキシブルカメラ

高性能フレキシブルカメラ(先端が360°可動)

胃がんに対する腹腔鏡手術

腹腔鏡下胃切除術は、お腹に5mm~10mmほどの小さな穴を5ヶ所開けて、カメラと電気メスや鉗子などの道具を入れて胃を切除し、残った胃と小腸をつなぎます。
胃の摘出と吻合のため、みぞおちに4cm程小さく開腹しますが、傷が小さいので痛みも少なく、術後の回復が早いことが患者さんにとっての利点です。

ただし、進行がんの場合は、従来の開腹手術を行います。
腹腔鏡下胃切除術は、わが国で報告されて20年ほど経過し、開腹手術とほぼ同等もしくはそれ以上の細かい手技を行うことも可能で、手術成績も開腹手術と変わらないとの意見が多くあります。

当院では2011年度から本格的に腹腔鏡下胃切除術を導入しており、よい成績を収めております。ただし、技術的に難しい面があり、どこの施設でも行っている手術ではありません。当院では熟練した医師が安全に行っております。

胃がんに対する腹腔鏡手術

大腸がんに対する腹腔鏡手術

腹腔鏡下大腸切除術は、お腹に5mm~10mmほどの小さな穴を4~5ヶ所開けて、カメラと電気メスや鉗子などの道具を入れて大腸を周囲から剥離し、おへそを少し開腹し(約4cm)、大腸や周囲のリンパ節の切除を行い、残った大腸をつなぎ合わせます。

この手術は、専用の高性能カメラからの拡大した鮮明な画像を見ながら行うため、従来の開腹手術では見えにくかった部位や細かい血管・神経まで見えて繊細な手術操作が可能です。

周囲のリンパ節も開腹と同様に切除できるため、現在では進行がんに対しても腹腔鏡が行われます。
開腹手術で20cmほどおなかを切開した場合と比較して、創が小さくてすむことや、術後の痛みが少ないこと、術後の腸管運動の回復が早いために早くから食事がとれること、入院期間が短くて早く社会復帰ができることなどが利点です。

大腸がんに対する腹腔鏡手術

腹腔鏡下胆のう摘出術

腹腔鏡下胆のう摘出術は1987年にフランスのMouretが世界で最初に行ったとされ、日本では1990年に初めて実施されました。

傷が小さく、術後の痛みが少なく回復が早いことから、急速に普及してきました。今や胆石症の標準の手術術式となっています。

お腹に5mm~10mmほどの小さな穴を3~4ヶ所開けて、カメラと電気メスや鉗子などの道具を入れて胆のう摘出します。
炎症が軽度であれば40分~1時間以内に終了する手術です。
最短で4日程で退院可能で、すぐに社会復帰出来ます。

当院では15年以上前から導入しており、良好な成績を収めております。また最近では、より炎症の軽い方に対しては、Reduced Port Surgeryという腹部の穴を少なくする(4→3ヶ所)手術も行っています。

腹腔鏡下胆のう摘出術の適応疾患:胆石症、胆のう炎、胆のうポリープなど

腹腔鏡下胆のう摘出術

腹腔鏡下総胆管切石術

総胆管結石は高率に胆管炎、黄疸、膵炎などの症状がでるために治療が必要と考えられます。

当院では基本的に内視鏡による治療(EST:内視鏡治療のページを御参照ください)を行いますが、胃の手術後、巨大な結石、ESTで石を排除出来なかった場合は手術になります。

胆のう結石がある場合には胆嚢摘出術が必要になりますので、1回の手術で胆管結石も除去する場合があります。
手技が煩雑で、多くの施設では未だに胆管切開は開腹で行われていますが、当院では腹腔鏡下手術を行っております。

腹腔鏡下虫垂切除術

腹腔鏡下虫垂切除術は、虫垂炎(いわゆる盲腸)に対して行う手術です。

お腹に5mm~10mmほどの小さな穴を3ヶ所開けて、カメラと電気メスや鉗子などの道具を入れて虫垂を摘出する手術です。
従来の開腹手術でも5cm程の傷で可能ですが、高性能カメラからの拡大した鮮明な画像を見ながら行うため、従来の開腹手術では見えにくかった部位が広く見えて繊細な手術操作が可能です。

また、肥満の方では開腹手術は視野が悪く、傷が大きくなる可能性がありますが、腹腔鏡では傷の大きさは変わりません。
しかし、あまり炎症が強く腹膜炎の状態であれば、従来の開腹手術を選択する場合もあります。
当院では、ほぼ全例の虫垂炎に腹腔鏡手術を行っております。

腹腔鏡下虫垂切除術

腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(TAPP法)

鼠径ヘルニア(いわゆる脱腸)に対し、お腹に5mm~10mmほどの小さな穴を3ヶ所開けてカメラと鉗子を挿入し、お腹の中の映像をテレビモニターで見ながら手術するのが腹腔鏡下ヘルニア根治術です。

腹腔内から観察するため、ヘルニアの診断が容易であり、症状のない反対側のヘルニアも診断が可能であり、そのまま同時に反対側の手術も可能な手術方法です。

モニターを見てヘルニアの穴を確認し、腹膜の外側にポリプロピレン製の補強材、メッシュを固定します。
腹腔鏡手術では鼡径部のヘルニアになりやすい5つの弱い部分(内鼡径ヘルニア、外鼡径ヘルニア、大腿ヘルニア、外側三角部、閉鎖管部)を1枚のメッシュで全てしっかりと覆うことができます。

そのため再発や他部位ヘルニアが少なく、当院では2011年から導入しておりますが、現在まで再発は1例もありません。これからの手術の主流となると考えられ、当院でも積極的に本手術を行っています。

腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(TAPP法)

PAGE
TOP